考え事

いつかスッキリしたい

気付いたらレディースのコーナーにいる

服屋に行くと、知らないうちにレディースのコーナーに迷い込んでいることがある。

3人ほどの女性に囲まれて、ようやく自分のいる場所がレディースなのだと気付く。
どうりで、どの服もピンと来ない。
メンズを探してフロアを往来する。

 

こういうことが服屋に行くとよくある。
誰にもバレてないだろうけど、けっこう恥ずかしい。

 

頼む!もっと分かりやすくしてくれ!と思うけど、
男=ブルー、女=ピンクみたいに「色」と性別を結びつけるのも、
女=スカートみたいに「服の形」を結びつけるのも、
どれも短絡的な着地だな〜と思い、いいアイデアが浮かばない。

 

世の中あらゆるものが「勘が鋭い人」向けに作られていると思う。

「勉強しなくても何となくわかる」という人に優しい。

前述のように「服屋で自分のほしい服が置いてある場所」をなんとなく探すことは私にとって難しいことだ。

服を探すのにちょっと時間がかかるだけで、人に相談するほどでもない苦手なものである。

 

そのほかにも「言葉の目線を意識しながら話すこと」がとても苦手だ。
よく「なんだその言葉遣い!上から目線だぞ!」と指摘される。
しかし、そもそも他人から自分に向けられている言葉が「上から目線」なのか、「下から目線」なのか、まったく分からない。

 

こういうのは、親の愛を感じたことのない人が子供にどう愛情を注いでいいか分からない、みたいなのに似た感覚だと勝手に思っている。

一度そんなことを人に話したら「一緒にするんじゃない!」と怒られたことがあるのでもう大きな声では言わないようにしている。

 

人に相談するほどでもない苦手なもの、誰にでも一つくらいあってほしい。